里山日記


2007年9月24日
【スギヒラタケ】

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 秋分の日も過ぎて、日中もようやく涼しくなって秋らしさをましてきた。連休2日目、急ぎの仕事もないので、こんなときは山に行くに限る。
 朝5時に山に着くj。ようやく明るくなってきた。7月に植えたマイタケの菌床、去年は今頃出始めていた。気になってさっそく見てみると、今年はまったくその気配がない。今まで暖かかったからなのか、それとも何か失敗したのか・・・。とりあえず来週あたり、も一度様子を見に来ることにしよう。
 今日はチェンソウを使うつもりで来たので、さっそく作業に取り掛かる。倒す木の4本に1本は、立ち枯れしている木だ。径20センチ以上になって立ち枯れしている木が、あちらこちらに見える。それだけ成長する環境がよくないという事だろう。まだまだ除伐が足りないという事かもしれない。
 そう思いながら作業を進めるのだが、今伐っている木は以前と違ってかなり背が高い。そうすると伐って倒すときに、周囲の木や枝に引っ掛って倒れずに掛り木になってしまう。
 こうなると大変、ゆすったりロープを掛けて引っ張ったり、下手をすると怪我につながるので、慎重にも慎重を重ねている。それでも倒せないものはそのままにして、その近くに行くときは注意するようにしている。それも、冬を越すと雪が上手く倒してくれるようだ。
 作業中あちこちで目に付くのが、小さく伸びてきているタラノキやコシアブラだ。ハリギリも結構見える。マイタケはなかなか上手くいかないが、来年の春が楽しみだ。
 と思っていたら、立ち枯れしている杉の根元に白いキノコ、スギヒラタケだ。今までも一片二片ポツポツと出てはいたのだが、こんな出でているのは初めてだ。採ってみるとビニル袋に1/3ほどになった。
 腎臓が悪い人だったかの事故例がニュースになってから、ほとんど出回らなくなっているが、山に行く人は結構とって食べているようだ。油揚げと一緒に煮たら、とても美味しかった。
 


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