里山日記


2007年5月6日
【山三昧】

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 この連休は仕事以外の用事をキャンセルしていたので、時間にも余裕があった。最後の一日、午前中だけ山に行くことにした。
 朝もゆっくり、山に着いたのは9時ごろになっていた。一月前の山の色より緑が濃くなっている。山に入ってさっそくチェンソウを使い始める。 今日伐った杉の木は太いものでも径が20cmほどだったが、それでもやはりもったいない。皮を剥くのも時間がかかるので、とりあえず伐り株の上に乗っけて何本かとっておくことにした。
 作業の途中、しなった杉の木にチェンソウの刃を挟まれて取れなくなった。半端な大きさの杉で、矢を入れることもできず、重さもあるので一人で押しても切り口が開かない。仕方がないので手鋸で伐る事にした。
 倒そうと思った方向と反対に倒れていくので、斜面に生えている雑木に引っかかりそうだ。チェンソウが挟まったまま掛り木になってはそれこそ大変なので、引っ掛りそうな雑木3本と合わせて4本を手鋸で伐った。お陰で夕方には腕が筋肉痛になってきた。
 午後からは雨の予報だったので早めに帰ろうと思った11時半ごろ、なんと大きなツルが絡まっている木を見つけた。山に来るようになって6年目、大きなツルは全部払ったつもりだったが、見つけたツルは太さが15cmほどあった。そのツルを切っている内に、雨がポツポツ落ちてきた。
 6日間の連休中に4回、今年は山三昧の連休だった。

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