里山日記


2007年5月5日
【コシアブラU】

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 今日は午後から女房の実家に行くことになっていた。隣との堺にある生垣が大きくなりすぎて邪魔になったという事で、それを伐って始末するのだ。そのついでと言っては何だが、30日にはまだ早くて開いていないコシアブラが多かったので、それを採って持っていこうと思い朝飯前に山に行った。
 朝5時前に起きて山に向う。天気は曇りだが、雨の心配はなさそうだ。山についてさっそく一回りしてみると、・・・んぅー、開きすぎている。あれから一週間ほどになるが、そろそろ開いているだろうと思っていた。気温も結構高かったので、それが思ったより進んでしまったのだろう。来年は気をつけようと思いながら、その中でも若い芽を摘んでいく。15分も廻ると天ぷらにするには充分すぎるほどたまった。
 コシアブラと似た姿をしているが葉っぱの形が違う“ハリギリ”も見つけて、若い芽を何個か採った。これもコシアブラやタラの木と同じ仲間だが、一段とアクが強いらしい。
 生垣はかなり厚くビッシリと育っていて、弟と二人で3時間ほどかかって取り払った。そこに一緒に植えてあった山椒の葉っぱも採って、コシアブラと一緒に天ぷらにした。初めて食べるハリギリとともに、またまたビールが進む逸品だった。

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