里山日記


2006年5月21日
【柿の木・ドングリの木】

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 2月の日記にお書いたが、事務所のの木下には富有柿の苗とドングリの木(ミズナラ)の苗がある。このままにしては置けないので、山にもって行って植え替えようと思っていた。特に柿の木のほうは大きくなって、そろそろ限界に近い。あまり葉っぱが伸びてくる前にと思って、移植することにした。
 ミズナラのほうは鉢に植えてあったので、すっぽり取ることができた。柿の木のほうはスコップで少し大きめに掘ってみたが、結構広く根が張っていて、少し痛めてしまった。とりあえず乾かないように、スーパーの袋に土ごと根っこを入れて山に向う。もう雪はすっかり融けていた
 苗を持って山に入って、さっそく穴を掘る。が、これがなかなかほれない。草か雑木かなんかの根っこがびっしり張っていて、スコップが入らない。なんとか小さい穴をあけて、苗を植えて、少し土を寄せて盛っておいた。
 ミズナラの苗は、他にも実生がいっぱいある尾根沿いに植えた。柿の木も日あたりがいい尾根に植えようかと思ったが、実がなったときに採りに行くのが大変だ、などととらぬ狸の皮算用が頭をよぎる。下のほうでも比較的日があたりやすい場所を選んで、柿の木の苗を植えた
 桃栗3年柿8年、という言葉通りだとすると、もう4.5年で実がなるはずだ。早くならないかなぁ、などと考えていると、一人でにっこりしてしまう。がしかし、その前にちゃんと根付くかが心配だ。

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