里山日記


2006年5月9日
【ニホンカモシカ】

この形の文字をクリックすると写真が見れます。
 
 連休も明けて急に暑くなってきた。、まわりの田んぼでは田植えが始まっている。5月4日に見た、小さいチョコボールのような糞と、立ち枯れの木の幹にある直径4cmほどの穴の事を聞きたくて、自然や小動物のことに詳しい友人Mさんに画像を送ってみた。そしたらまもなく返事が来た。
 その糞の犯人は、なんと予想もしていなかった「ニホンカモシカ」だそうである。テレビでしか見たことの無い、どちらかといえば遠い存在だと思っていたニホンカモシカである。こんなところにもいるのかと思うと、ちょっと不思議な感じがする。そういえばこの糞は、奈良にいる鹿の糞をちょっと長くしたような感じで、形が似ているなぁ、と思ったらおかしくなって一人で笑ってしまった。
 木の幹にある穴は、キツツキかムササビだそうである。キツツキというとちょっと身近な感じがするが、ムササビとか言うとやはり山の奥のほうを連想してしまうのだが、この辺にもいるとすると一度は見てみたいとも思う。
 いつもチェンソウでギュンギュンうるさくしているので、動物も出てこないのだろうが、今度山に行くときは、少し静かにして気をつけてみてみようと思う。でも、熊には会いたくないものだ。


里山日記 ひとつ前へ
2006年5月4日
次へ
2006年5月21日