里山日記


2006年5月3日
【大雪】

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 この冬は記録的な大雪だった。12月に降り始めてから1月までの雪は、父でさえ記憶にないというほどだった。その雪も春になればちゃんと消えて、なくなってしまった。山のことがずっと気になっていたが仕事が忙しくてそれどころではなく、ゴールデンウィークとは言え今日も仕事をしていた。が、やはり気になって、時間を見てちょっとだけ覗きに行った。
 林道にはいってもさすがに雪は無かったが、山の入口まで行くとまだ雪が残っているのはすぐに分かった。長靴に履き替えて入ってみると、いつもの通り道にまだたっぷりと雪が残っていた。斜面の杉の木が倒れていた、たぶん大雪のせいだろう。他にも倒れたり折れたりしているのがあちこちにあった。中には地面から3メートルぐらいの高さのところでボッキリと折れて倒れているものがあった。これも雪のせいなのか、どうするとこんなに高い位置で折れるのか、不思議だ。
 一番気になっていたもの、それは去年の春に挿し木したサワラの木だ。その場所に行ってみると、残念ながら葉っぱが引きちぎられるように折れていた。葉っぱまだ青いままだったので、雪解け間際に融けたり凍ったりしながら雪に引っ張られたのかもしれない。とりあえずちぎれた葉っぱをまた挿し木しては見たものの、ちょっと無理っぽい気もする。駄目だったらまた枝をもらってこようか。それよりも先に、倒れた木の始末をしなければならない。


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