里山日記


2006年2月12日
【軒下】

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 この冬は暖冬のつもりだった。12月18日には山に行く予定だった。が、12月11日に降った雪は解けることなく、そのまま降り続いて根雪になってしまった。70歳すぎた父でさえ記憶にないと言うほど、一気に大雪になってしまった。
 家の屋根の雪下ろしも2度3度と繰り返される。事務所の屋根は急勾配で、雪が積もらずにすぐに落ちる。その雪が窓にかかってきて、それを片付ける作業も2度ほどやった。
 その軒下に芽が出て3年ほどになる富有柿の苗とミズナラ(ドングリ)の実生がある。雪を片付けるとその苗が顔を出す。雪に埋もれていれば風もあたらずに守られているのだろうが、外に出ると吹雪のときは寒そうだ
 秋にその柿の葉っぱとミズナラの葉っぱを採っておいたのを思い出した。それは知人にもらった照明グッズに使うために本に挟んでおいたものだ。秋遅かったので葉っぱは残り少なくなっていて、ほんの数枚しかなかったが、さっそくそれを張り合わせて玄関にセットしてみた。
 夕方、暗くなるとほんのりと玄関に灯る明かりがなんとも安らぐ。今年は色んな葉っぱを採っておいて、また飾ろうと思う。
 今年は山も雪が多いだろう。去年挿し木したサワラも気になる。早く山に行きたくなってきた。


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