里山日記


2005年11月3日
【きのこのついでに】

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去年、父が伐った柿の木にエノキダケの菌を植えて家の後ろにおいておいた。去年の秋は生えてこなかったので、今年こそはと期待していたのだが、やっぱり生えてこなかった。そのままにしておいても仕方ないので、駄目もとで山にもって行くことにした。
 家の山は林道から少し歩かないといけないので、そのまま持って運ぶのはつらいものがある。そこで出てきたのがヤシンマ(やせ馬??)と言われる道具だ。倉の2階で見たことはあっても、いままで背負ったことはない。
 構造は簡単、背負う部分の下のほうに棚のように台が付いていて、乗っけた物をロープで縛ると言うものだ。これが使ってみるとなかなかいける。慣れないので縛ったロープが緩んだりしたが、計4回で運び終えた。
 運んだ原木は4箇所に分けて山のあちこちに置いて、廻りに落ちている落ち葉おかけておいた。これから雪が降って、斜面の雪が滑ってきたらどうなるのか分からない。来年の秋にはエノキダケ祭りが出来れば言いなぁと、淡い期待を持って、とりあえず一年間見ていくことにする。
 山に来たついでに杉ッ葉を拾った。11月6日にはその杉ッ葉で、一年ぶりにカマドでご飯を炊く。

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