里山日記


2005年10月26日
【きのこ色々】

この形の文字をクリックすると写真が見れます。

 秋晴れの天気の良い一日だった。午後に少し時間が空いたので、1時間半ほどかけて家の山を一まわりしてきた。作業をするつもりでもなく何も持たずにいったので、ただゆっくりと一まわりしただけだ。
 足元の草やあたりの木を見ながら歩いていると、色んなキノコを見つけることが出来た。全部で6種類、写真を撮ってまたもやSさんに画像を送った。


@ナラ枯れで倒した木

Aナラ枯れの伐り株

Bナラ枯れの伐り株

Cナラ枯れで倒した木

Dナラの木近辺

E杉の伐り株
 
 Dはあまり見かけない形で、いかにも食べられそうにないのだが、他は食べられそうな感じがしていた。特にABCあたりは、見た目にも美味しそうだった。ところが、Sさんから来た答えはこうだった。
 
一番目の写真は無毒ですが、食べられません。
二番目の写真は、はっきり判りませんが、毒キノコそうなので駄目。
三番目は以前の『モダシ』ナラタケに似ていますが、写真では判断が付きにくいです。
四番目、食べたら幻覚が見えそうなキノコです。
五番目は無毒そうですが、食不適。
六番目はスギヒラタケで、俗に言うスギモダシです。
スギモダシは馴染みが深いですが、去年は毒キノコとして騒がれてしまい、今年はスーパーにも出回らなくなってしまいましたね。
はっきりした名称で答えられなくて申し訳ないですが、疑わしきは手を付けずです。

 ということだった。やはりこれだけは素人判断は危険だということが良くわかった。採ってきて食べたりしなくてよかった。
 この日はいつも見るクルミの殻もいっぱい見つけた。しかもその脇には土を掘った跡があって、穴があいていた。こっちの画像は、自然のことや小動物・野鳥などに詳しいMさんに送って聞いてみた。Mさんからもすぐ返事が返ってきた。いい人だぁ。

その食べ方はアカネズミかヒメネズミのどちらかだと思います。大きさは10〜15センチ、ハツカネズミと思ってください。可愛い顔をしていますよ。
もし時間がありましたら、穴の前に隠れカメラで写真を撮ってみてください。落花生を置いて待っているときっと来ると思いますから、落花生を置く時は、つまようじを上手くカラに刺し、持っていかれないように糸でつなぎ止め食べている所を写真で撮れるはずです。
リスだとクルミを二つに割って食べます。

ということだった。
「どうせならリスのほうがかわいいのになぁ」とか思ったが、どっちにしても自然の動物が暮らせる山であることに感謝したい。

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