里山日記


2005年10月23日
【今年の赤カブ】

この形の文字をクリックすると写真が見れます。

 8月に林業実習で播いた赤カブの種、今日はその収穫の日だ。焼畑の予定だった8月7日も雨で延期になったが、今日も朝から雨が降っていた。でも、火をつけるわけではないのでダイジョブだろう。種を撒いた後にちょうど雨が降ったことを思い出し、期待しながら山に向かう。
 カブラの出来は去年以上で、大きいし色もきれいだ。今年撒いた種は去年のものと違うと、講師のKさんが言っていた。さっそく収穫、大きいものを選んでビニル袋に入れていく。簡単に採れるので、袋はすぐにいっぱいになる。これが結構リッチな気分になれる。採った赤カブはそれぞれ持ち帰って、たぶん漬物になるのだろう。
 ユースに戻ってから赤カブを薄切りにして食べてみた。みずみずしくて、甘みがあっておいしい。家に帰ってから一つ切って出してみた。昔は山に行くと植えておいたカブを採ってナタできって、その場で食べていたと父が言っていた。洗えなくても皮がすぐ剥けるから、と言いながらスルッと皮を剥いていた。
 この日は間伐の実習をする予定だったが、雨なので山を見てまわりながら杉林の手入れについての話を聞いた。手入れそしているところとしていないところは一目瞭然、講師のKさんは人工林の手入れの大切さをいつにも増して強調していた。早く家の山に行きたい。

里山日記 ひとつ前へ
2005年10月11日
次へ
2005年10月26日