里山日記


2005年8月21日
【暑い日の山】

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 天気予報では、今日は雨のはずだった。しかし予報はあくまでも予報で、特に今年は外れることが多いようだ。はずれてくれたお陰で、暑い一日になった。
 今日は、朝から山道の草刈の共同作業があった。いつも行く山ではないもう一つの山、境界線が分かるかどうか、父も行ってみないと定かでないといっていた。今年は、何とか父を連れてその山に入ってみたいと思っている。
 朝6時集合、道の入口は草ボウボウ、今年は暑いのにあめがおおかったからなぁ、と思いながら草刈を始める。入口以外は急な斜面を登る道で、草刈機は使えない。長柄の鎌での作業になる。
途中にナラの木があった。やはりナラ枯れにやられて、葉っぱの付いていない木が寂しげに立っている。
 作業は、8時近くまでかかった。これだけでも充分疲れるほどの作業量だ。が、今日はそれだけではなく、去年もやった「焼畑・赤カブの種まき」の日だ。8月7日の予定で、その準備の草刈をを7月31日にやっていたのだが、その日も天気予報は外れて雨だったため、今日に延期になったのだ。
 1時間ほど地ごしらえをしてから、乾いた草に火を入れる。草刈をしてから3週間ほどたっていて、新しく草も生えてきているからだろうか、火の勢いは去年ほどではない。とは言っても強い日差しの中で火に炙られて、顔は汗か涙か鼻水か、グチャグチャだ。
 昼休みを挟んで約3時間、何とかうまく焼けたようだ。10月の末ごろになるであろう収穫を楽しみにしながら、みんなで赤カブの種を撒く。去年は漬物にして食べたが、今年は・・・、やっぱり漬物か。

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