里山日記


2002年11月23日
【ツルを掃って除伐、間伐】

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 今日はチェンソウを持って山に入った。この間山を歩いてみて思い知った山の厳しさ、さっそく長靴からスパイク付の地下足袋に履き替える。
 細い木や枯れそうな木、込み合っている木を見ながらチェンソウで慎重に切っていく。慣れない作業なので一つひとつ丁寧に、それでも斜めにぐっと下められている木を切ったときチェンソウが跳ね上げられて冷ッとした。一歩間違えば顔を直撃していたかもしれないが、チェンソウをガッチリ持っていたために難を逃れることが出来たと思う。その後の作業がいっそう慎重になる。その木に目印をつけて教訓を忘れないように、これからも作業に入る前に見ることにした。
 昼におにぎりを食べて、切った木の上に寝転んで空を見る。少し寒いが木の上に広がる青空がなんと気持ちいいことか。もう少し整備が進んだら休憩用にツリーハウスでも作ろうか、などと夢がちょっと膨らんでくる。
 4時間ほどの作業だったが少しはきれいになっただろうか。「まだ来るの」と言って山をでた。帰り際にふり返って山を見たときちょっと輝いて見えた。久々の感激だった。
  
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