一般社団法人高畠青年会議所は2018年度、「For The Future」のスローガンのもと活動して参ります!

理事長所信

2017年度理事長

一般社団法人高畠青年会議所
2018年度理事長 西方茂太

はじめに

 先輩たちが英知と勇気と情熱をもって行動し、明るい豊かな社会の実現に向けて、愛する地域「たかはた」で運動を展開してきた高畠青年会議所は、今年で40周年の節目の年を迎えます。改めて設立当初からの想いを引き継いで来られた先輩たちの弛まぬ努力に敬意と感謝を表します。1979年7月1日に勇敢な青年が相集い設立総会を行ない、高畠青年会議所は誕生しました。時代は変わり人口減少や地域格差が叫ばれる近年の社会情勢の中、我々青年は愛する地域のために、何を引き継ぎ、どのように創造し、まだ見ぬ未来へとつなげていくべきだろうか。また、地域が我々に求めていることはなんだろうか。当たり前のことが当たり前ではなくなってきているこの時代に、我々ができることを仲間とともに考え、地域を巻き込み、行動を起こしていこう。そして、青年会議所が地域を牽引していく組織であることを強く意識し、これからの地域の未来をともに描いていこう。

人財の力

 私が入会をした2006年、地元に帰ってきて家業を継ぐ決心をしたその年に、消防団や商工会青年部など様々な団体から入会を誘われる中、青年会議所に対しても特別な感情はなく、ただ漠然と「酒を飲み仲間をつくる団体」として入会を申し込みました。私の父は私が17歳の時に他界しており、家業においてもいち早く業務を覚える必要がありましたし、少ない人数で経営を行なっていたため、LOM事業にもなかなか出席できませんでした。そんなとき、ある先輩がこう教えてくれました。「忙しいと言い訳をしていては暇な時間など作れない。今ある仕事を任せられる人を育て、各方面に調整する能力を身につけることで事業に参加でき、新しい経験ができるようになる。それが自分の成長につながる」と。入会してから5年目のことでした。私はそのときから思考を変えて、どうやったら事業に出席できるようになるか考えはじめ、自分の限界を決めず、葛藤や忍耐を繰り返し、自分にとっての壁を越える努力をしてきました。今の自分に満足し成長を望まなくなったらきっとそのまま歳を取っていくでしょう。青年会議所には40歳までという限られた時間と、その中で苦楽をともにする仲間が存在します。また、自己成長の壁と同時に、成長に磨きをかける出向という機会の扉も存在します。その扉を開けるか開けないかの判断は自分次第ですが開ければ自分が間違いなく成長し、開けなければ成長にはつながりません。その効果は周囲から見て一目瞭然の成長をとげ、また周囲の人たちにも好影響を及ぼします。自分が変われば他人が変わる。自分が変われば地域が変わる。自らがリーダーとなって、企業のみならず、地域を牽引していく人財へとともに成長してまいりましょう。

JAYCEEの必要性

 高畠青年会議所は7年前に会員数が8名まで減少し、解散・存続の議論が交わされました。会員数の減少に伴い地域が求める事業ができなくなることによる会員の意識低下は、組織の衰退へとつながりました。JCが地域から必要とされるには、地域が求める事業を行なう必要があります。1人の力では限界があるため、多くの会員を巻き込み議論を重ね、志を高く持った会員が力を合わせ、会員拡大を成功させLOMの存続・発展、会員の意識向上へとつなげました。それを達成するには、「会員拡大」と「会員の資質向上」を同時に行なう必要があるのです。少ない人数でも事業を行なうことはできますが、1人でも多くのJAYCEEが存在することで魅力ある地域を創造していけると確信しています。人は人によって磨かれる。周囲の人がJCという組織とJAYCEEという人財に魅力を感じ共感をもてるよう、「会員拡大」と「会員の資質向上」に取り組み、切磋琢磨し合える多くのJAYCEEの育成を目指します。

愛すべき子供たちのために

 人口減少に歯止めがかからない中、行政は子育て支援や医療費無料化など様々な対策を講じ出産や育児に対する補助を行なっていますが、少子高齢化の波は収まることなく、統計予測においても2020年には、高畠町の3人に1人が65歳以上、6人に1人が70歳以上であり、高齢者と生産年齢人口の比率が1人対1.7人と高齢者を支える高齢化社会が目の前に来ています。一方で子供に対しての育成を行なうべく「遊びの場」や「学びの場」などの機会は、行政のみならず各団体でも実施することが多く至る所で目にするようになり、子供に対する様々な成長の機会が設けられています。どの時代においても子供は地域の宝であり、子供が健やかに成長していくことが地域の存続や発展といった将来へとつながっていきます。そして、子供の笑顔や行動は我々大人にも元気を与え、日々の生活に活力さえ与えてくれます。その笑顔を絶やさず、魅力ある地域を次世代へ残していけるよう、子供たちの笑顔溢れる事業を開催しましょう。

40周年に向けて

 高畠青年会議所の設立宣言文には、「21世紀にむかい、我々は青年としての勇気と情熱を持って自らを研鑽し、友情と和による相互理解を深め、JC活動を通し我が『まほろばの里』の豊かなる未来を創りあげるために努力することを誓う」と書いてあります。その創始からの想いを引継ぎ、今年の40周年という節目の年に設立当初から先輩諸兄が紡いで来られた歴史を振り返るとともに、関係各位をお招きして感謝の気持ちを表す必要があります。5年前、当LOMの会員拡大を成功に導いたのが創立35周年記念式典・祝賀会でした。連日、夜遅くまでおもてなしをするための準備を行ない、少人数でも一致団結することで大成功に導くことができたこの事業は、会員に青年会議所の仲間とのつながりの大切さや事業の達成感など、素晴らしい財産を残してくれました。また、翌年には山形ブロック協議会会長を輩出できるまでの組織へと成長できたのも、この周年事業が契機でした。周年とは、今までの青年会議所運動を振り返り、これからの青年会議所のあり方を会員全員が考える機会であります。設立40周年を迎えるにあたり、活気ある未来を見据え、老若男女世代を問わず様々な団体や地域を巻き込み「たかはた」の夢や希望を描けるメイン事業と、関係各位をお招きしての式典・祝賀会の事業に取り組んでまいりましょう。

結びに

 私自身がまだまだ未熟であり、失敗や挫折を繰り返し、リーダーとして皆様に対し至らない点がみえるそんな人間であると自覚しています。しかし、そんな私でも職務をお預かりした以上、覚悟をもって様々なことに率先して取り組み、LOMのため、地域のため、送り出してくれている会社のため、守るべき家族のため、すべてを全力で行なっていくことをお約束し自己成長をしてまいります。数多く存在する団体の中で自己成長できるのは青年会議所しかないと私は思っています。自分の力に限界を決めず一生懸命に動くことで周囲を巻き込むそんな人間に成長します。そして、決して楽しいことばかりではない、そんな毎日が嫌になることもあるかもしれません。今一生懸命悩んでいることは将来成長した自分にはちっぽけなことになっているはずです。会員全員が一丸となって未来のために現在できることを計画し、自分の成長が地域の発展につながることを信じて行動に移し、明るい豊かな社会の実現のためにともに運動を展開してまいりましょう。

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