里山日記


2008年4月19日
【雪融け】

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 3月以降、例年より暖かい日が続いている。もう山の雪も融けているだろう。明日は日曜日だが、他に用事があって山に行くことができない。気になってので、ちょっと覘きに言ってみた。まだ草も木も芽吹いてこない中で、紫色のきれいな花がアチコチに咲いていた。残念ながら、名前は分からない。
 去年植え替えた杉の苗は、かなり大きくなった感じがする。それに比べて3年前に挿し木にしたサワラは、相変わらず小さい。それでも、地べたに這いつくばったようになりながら、葉っぱはきれいな緑色をしている。それにしても、いつになったらサワラっぽい樹形になってくれるのだろうか。同じく、去年植え替えたタブノキも元気な緑色をしている。
 さて、一番気になっていたタラの芽・コシアブラ・ハリギリ、去年はカモシカらしき者に芽を食われていたのだが、はたして今年は・・・、やっぱりやられている。今年は、タラの芽よりもコシアブラのほうがやられている。見たところ、7〜8割ほどはやられているようだ。まぁ、少しでも残っていれば、そのうちに収穫できるだろう。
 カモシカは、アオキなどの葉っぱも食べている。それでも、アオキはいっぱいあるので、あまり影響はなさそうだ。一番ひどかったのはカキノ木だ。芽を食われたというか、枝をちぎられたというか、かなりのダメージに見える。でも、根元のほうはしっかりしているようなので、また伸びてきてくれるだろう。
 ナラ枯れのミズナラが根っこから倒れていた。幹は、すでにコケで覆われている。痛々しいがこうやって土に帰っていくのだと思えば、これも自然の一つだ。


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