里山日記


2006年8月20日
【3年目の焼畑】

この形の文字をクリックすると写真が見れます。
 林業実習で焼畑をはじめてから3年目になる。今年もその時期が来た。私は参加できなかったが、先週のうちに草刈をして準備万端だ。 焼畑する部分のまわりの草を寄せたりしてからさっそく点火、今年はユースに泊まった子供たちが見学に来ている。
 3年目ともなると、燃え広がる火も落ち着いてみていることができる。途中で、外に燃え移らないように草を寄せたり水を播いたりする。それがなんといっても暑い。汗ダクダクで、水を飲みながらやってもへばってしまう。この日、5リットルほどの水を飲んだが、たぶん全部汗ででてしまったのだろう。
 ひと通り全体が燃えたところで、燃え残った木や枝を寄せてまた火をつける。それが燃えると、いい感じの熾き火ができる。これを見ると焼肉か焼き芋か、とすぐに思ってしまうのは貧乏性だろうか。
 その後赤カブの種を撒き、土となじませるようにかき混ぜる。発芽を促進するためと安全のために、水をたっぷりとまく。あとは収穫を待つばかりだ。。


里山日記 ひとつ前へ
2006年7月2日
次へ
2006年9月2日