里山日記


2004年5月30日
【ナラの木復活】

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 この間の日曜は林業実習だったが、仕事が忙しく行けなかった。一区切りついたところで山に行こうと思っていたが、昨日の夜は雨が降っていた。
 午後から仕事が入っているので、午前中に行くことにした。朝4時半起床、雨の音はしない。すぐに準備をして山に向う。スーパー農道から林道のほうに曲がると、モヤで道が見えなかった。昨日雨が降ったわりには川の水も増えていないし濁ってもいなかった。
 先月来た時に、枯れて倒れかけていたナラの木が気になって、尾根まで登ってみた。自然に腐れていくかもしれないが、チェンソウで伐ってやろうと思った。これがやってみるとけっこう大変だ。背は高いし、周りにもいっぱい木があるし、かかり木になってしまった。運良くうまく取れたが、一本だけでやめることにした
 周りを良く見ると、葉っぱをつけているナラの木がある。ナラの木復活だ。細い木が中心だが、けっこうあちこちにあった。去年のナラ枯れで全滅したと思っていたのだが、被害を免れたものがあったようだ。きっと、去年の春先の駆除が効をそうしたのだろう。企画してくれたKくんや、参加してくれたみんなに感謝・感謝だ。
 実生もちゃんと育っていた。まわりの藪を少し払った。
 おにぎりを食べた後は、またいつものように除伐作業。ゆれる木から雨のしずくが落ちてくる。 いつも一人での作業なので、安全だけは気をつけようと、今更ながら思う。
 午後の打合せに送れないように早めに作業を終える。けっこう頑張ったなぁと、自己満足に浸る瞬間だ。またすぐに来よう。
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