里山日記


2003年10月19日
【除伐と間伐】

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 今日は朝から爽やかな秋晴れだ。本当は林業実習の日だが午前中仕事の打ち合わせがあり、事務所に戻ったら11時半だった。他の仕事も詰まっていたので午後は実習は休もうかと思っていたが、なんといい天気、これは中に閉じこもってる場合じゃないと思い無理々実習に出かけた。
 この日は実習林の間伐だった。まずは午前中に伐った木を玉切りにしてユニックに積み込んだ。こんな作業にも少しずつ慣れてきて、みんなで手早く作業を終えた。
 その後、午前中に木を伐っていない私ともう一人がチェンソウで間伐、直径20センチ以上はあると思う。こうして利用できるぐらいの木をきるのが間伐で、その前段階にもっと細い木(建築用材にはならない程度の木)を間引いていくのが除伐と言うのだそうだ。今まで私はよく意味もわからずに使っていた。
 この日、私のカメラが壊れてしまって写真が取れなかったので、写真をとっていたOさんに後でデータを譲ってもらうことにした。なんと、仕事で外に出たついでに事務所に寄ってくれるという、・・・いい人だぁ。
 先日、チェンソウを扱う「伐木・造材機械」の講習会を受けてきた。一日目は座学、二日目は実際に木を伐る実習だった。私が伐った木は根曲がりで、しかも重心の反対側に倒さなければならなかった。特に勉強になったのはいっしょに受講した人がチェンソウを扱うのを見る時で、自分がなぜ失敗するのかがよく分かった。
 受講終了証が届いた。やっぱりうれしい。
 
 
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