さて、お待たせしました!今回のメインアクトだったと言っても過言ではないでしょう
小西健司&横川理彦&mayu!コードネーム『しろやぎさんとくろやぎさんとうさぎちゃん』
(映像は縁側jpからダウンロードできます→

横川さんはバイオリンケースとディバッグを抱え、フロアを突っ切りステージへ。客びっくり。
小西さんはやっぱりあの眼鏡でステージへ。暗いステージでなにやら楽し気に談笑しながら
セッティングをする両氏の様子にワクワクしながら開演を待ちます。
フロアに続々と人が集まり、客席はこれまでにない密集度に。撮影道具を構える人も多し。

…なあどうするよ皆!この並び!並んでいるだけで鼓動がドキンチョですよ!ズルいよ!(笑)

ステージ右半分に机を向かい合わせて陣取り音楽を奏でます。左半分はmayuさんの舞踊スペース。
MCや説明などはなく、照明がつくとともに演奏が始まりました。まずはPCに向かい、黙々と
マウスを動かすお二人。ズン、ズン、と低く響くリズムに、徐々に音が重なっていきます。

小西さんは1部と同じ機材構成。キーボードも奥にあります。

…気になりますか?わたくしも気になりますオレンジ靴下が!(そのネタはもうよい)
音の展開を考えながら、左手に持った扇子でパタパタと扇ぐ余裕もあり。キーボード
手弾きは右手で。

空心日記に詳しく表記がありますが、お二人ともLive(ソフト名)を使うということと
テンポだけは決まっていたものの、特に打ち合わせもせず、基本のキーも決めず、互い
のミュージシャンとしての感覚を信用して…と書くと聞こえがいいけどぶっちゃけ場当
たり的に(笑)本番に挑んだようです。なんつうかそういうところが格好いいです凄く。

クラフトワーク初期スタイルだそうで、じゃあ本当はチャットしてたのかもネ!(えー)

注↑クラフトワークはライブ中に客席ウォッチしながらチャットをしている、というネタがある。
ちなみに、実は全員ロボとか全員ホログラムとか三人現地調達のアルバイトとかいうネタもある。

横川さん、楽器はバイオリンのみ。他、パソコンとちっこいマイク。

高校野球児並みに涼しい髪型になった横川さんは、隣の大学から間違って来ちゃった人
みたいでした。昨年12月の『くろやぎさんとしろやぎさんクリスマスセッション』でも
使っていたこのバイオリンは中国製で6万円です(笑)(くろしろやぎレポはこちら→
ちなみに青バイオリンは酷使しすぎてぶっ壊れたそうです。タラヒコンちょっといい話。

バイオリンになにやら装置がくっついており、ギチギチとエフェクトのかかった音が出
ております。効果音っぽい音を出すためにマイクを手でおおってを息を吹き掛けたり、
呻き声を出してみたり。『いい感じの音が出りゃ道具の使い方はどーでもいい』的な態
度は相変わらずです。しかもそれを即興でやる。素晴らスー!『肩と顎でバイオリンを
挟み左手で弦を握って弾きながら、右手をめいっぱい伸ばしてパソコンを操作する』
なんて荒技も表情を引きつらせながらやってくれちゃいますよ!でも演奏技術は一流。

小西&横川の演奏がしばらく続いた後、舞台袖からフード付黒装束と白い仮面をつけたmayuさんが登場。
黒装束は引きずるくらい裾が長く、フードの先端に長い三つ編みのようなモチーフがぶら下がっています。
切なさや悲しみを表現しているのか、心臓を掴む演技や客席に手を差し伸べるような動きなど、押し殺し
ながらも全身を使った舞踊に視線が釘付け。小道具の傘を回した後、黒装束を脱ごうともがき出します。

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