★お噺は、真面目な内容であるのですがリラックスしてなごやかに。今回のライブが行われた経緯に
ついては、小西さんは「一緒にやろうと言われるのがわかっていたので、誘われにライブ行った」と。

お互い、何の打ち合わせもしないでいきなりドンと音を出しても『いつもので』でいけるだろうと思っ
ており、今日会って音出してみてやっぱ大丈夫、とリハーサル3分で終了。…だから開演前にダラダラ
してたのねーと思ったらやはり「で、中華食いに行っちゃった」と(笑)が、ここで両氏とも二十年
ぶりくらい?とかおっしゃっていたのですが…あのう、『プラシーボ』(93年頃にやったユニット)
はなかったことに…?
それからやはりお互いにあんましかわっていないねえ、ということを。小西さんが「飛び道具はいろ
いろ変わったがやってることは同じ」と表現しておりました。そこから少し4Dの頃の話など。

最近コンピューターの音が綺麗になりすぎちゃってて面白くない、という横川さんの話に小西さんが
「オモチャみたいなもん好きだよな」と返しつつ、そこからバイオリンの面白話題に突入。
横川さんの楽器の音があんまり荒いので録音の時に「大丈夫ですか?こんな音で」と言われてしまう
んだそうだ…もちろん、わざとそういう音にしているのですが。
それからバイオリンの先生として外国に行った際に、楽器に保険をかけないといけないとのことで
価格を聞かれた話を。

横「ほかの先生の楽器は何百万とか言ってるのに、俺のバイオリン中国製の六万円のやつだからさ…
正直に言ったら『それはさすがにまずいので、80万くらいにしといてください!』って担当の人に言
われちゃった」

…ろくまんえん!(笑)

その流れで、外国で売っている 違法コピーのソフトと音源の話に。

横「(MP3で)クラフトワ−クがぜーんぶ入ってるやつが1ドル!で、向いの店には(ここでいろ
いろ音楽ソフトの名前)ひととおりソフトが揃って入ってて、1ドル!うおー、と思ったんだけど、
一応先生だから『フーン、こういうのもあるんですね』とか言っといてねー」

えー、横川さんの面白さが皆様に伝わりましたでしょうか?(笑)
横川さんは演奏している最中はとても真剣な表情なので、一見怖そうに見えるのですが、気さくだし
話も面白い…お噺も小西さんが聞き役&合の手を入れる、という感じでした。

正規店の看板を掲げてるのに明らかに焼いたロムOSやら、カラーコピーの表紙付きのフォトショップ
等を売っているタイの話で小西さんが切り返しつつ、でもこんなに綺麗なもんが揃ってて物作ってる
のは日本だけでしょう、という話に。

小西さんは、コンピューター音楽はソフトが便利になりすぎて、どこまで作ってもきりがないという
こと、音楽を作るよりもパソコンをいじっているほうに興味が向いたことなどを話しました。それで、
別に自分が作らんでもいいかと思った時期があったそうです。最近また音楽を始めたのは「今は何でも
いいと思うようになったから」とのこと。

細かいエピソードはまあ他にもいろいろあったのですが、おおまかな内容はこんな感じです。

●お二人ともリラックス、特に小西さん(笑/膝)横川さんは足を組んでいるのではなく上着を膝に乗せています(寒?)
 
ちなみにこの白いの↑は横川さんCDの宣伝ポップです(CDも売ってました)かわいっちい絵付き。もしや本人の手描き?

●第一部の感想●
小「なんか最初静かなやつ、とか言っとったけどそうでもなかったね」
横「え、静かなやつって?俺が言ったの?この俺が?」

…笑。横川さんの面白さが…(略)

●第二部の展望●
横「第一部とは少し違うところも出して…」
小「僕らの間では『いつものやつ』を」

★第二部は小西パソから出ているバックトラックに、横川さんが様々な音を入れていき、さらに
横川さんの出した音を小西さんがパソコンで拾って加工し重ねていく感じでした。

横川さんはバイオリンをマンドリンのように弾いてみたり、ギターを琴のようにはじいてみたりと、
変な奏法をいかんなく発揮。それからマイクに直接物を擦り付けてノイズを出してみたりとか。
第一部に比べるとかなりエキサイティングな曲になりまして、横川さんは座りながらもかなり様々に
手を動かしていて忙しそうでした。

小西さんはキーボードは使わず、パソのみなのでほとんど動かず。なんだったら途中ウーン、とか
腕組んで考えてみたり。「どういじったろかなー」みたいな。これも30分程やっていたのですが、
あっという間に感じました。

しろやぎ小西でした、くろやぎ横川でした、ありがとうございました、と挨拶して終了。
ここまでで約2時間です。

●忙しく動く横川さんショットをワイドにお楽しみください●

マイクにグリグリ            ギターをバインバイン            弦にマイクをジョリジョリ

●不動の小西さんを大きめに御覧ください●

右手GIFアニメ(マウス操作している右手しか動いてない)



★その後は貢ぎ物を差し出しつつファントークとサインの時間です(笑)わたくしもワインなぞ
持っていきつつ、4-Dのアルバムにサインを貰うという作戦を決行。おもむろにレコードサイズの
でっかいジャケットを取り出すわたくし(注/アルバム『A STAYLE OF BUILDING』…4-D mode1
小西、横川、成田忍各氏の約20年前の写真が載っております)

●その時の反応ベスト1●
私「せっかくなのでこれにサインを下さい」
〜ジャケを差し出す〜
横「うげっ!」
小「うわっ!」

↑…もうこれで充分満足でした

両氏かなり興味を示しており「ちょっと見して」と小西さんに言われ(持ってないのかも…?)
他の観客の方もなんだなんだと前に集まり(笑)なんつうか…わたくしの作戦勝ちですイエー!

●ジャケットを眺めながらの両氏の会話ベスト1●
横「小西君変わってないよね〜」
小「ええー?髪あるやん!」

ヒゲもないやん!(外見的にはむしろ横川さんのほうが変わってないですよー)

サイン中。小西さんに「記念にクリスマスっぽい絵をください、サンタとか」と言ったら「えー無理!」と断られる(笑)

横川さんはサンタ帽を冠っているTOW OF USサイン(ハートに顔が書いてあるアレ)を。/↑ハコPコニシと一緒に。

※ハコPコニシは御一緒したヨシダさんが製作してクリスマスプレゼントとして配っていたのでした。
(オリジナル箱Pは御存じの方も多いと思いますがコチラ/マヒトさん→
皆次々とこれにサインを貰うので横川さんに「これって流行ってるの?」とか言われる始末(笑)

★30分程『くろやぎさんとしろやぎさんのふれあいコーナー』に…いくつか質問をぶつけてみました。

●質問&回答トピック●

Q:来年のライブやお仕事情報について

横川A:来年も精力的にいろいろやってゆくとのこと。どうやら今回のクリスマスライブも、次の日
から大阪で演劇の音楽仕事があって、それがてらだったようです。

小西A:ライブの予定はないのですが、大阪城公園の『城天』(ストリートミュージシャンがライブ
をしたり、アート系パフォーマンスや路上展示があったりするところ)にパソだけ持ってって演奏
しようかと思っているそうです。こういうのも全部自分のためだけにやる、とのことなのですが、
日記に告知は載せてください、とお願い。
それから、ライブ出演は今頼まれたら基本的には断らないそうです。フフ、いいことを聞きました。

Q(横川さんに)「『TWO OF US』に小西さんを呼ぶってのはどうでしょう?」

横「あ、そうだね」(←好反応!)
私「やあ、もうぜひ!」
横「小西君、来年東京に来る予定は?」
小「ないなあ」
横「うーん、そうかあ…」

…ええっ!!あっさり頓挫!?

Q東京でやってくれたら行けるのにって人が結構いるみたいですけど東京でライブとか…」
A「(関西までは…という人が、と言ったら)そうだろうなあ…でも東京には行きません」

…だそうですので、誰かのライブに呼ばれて来るのをお祈り下さい。わたくしはことぶきライブの
アンケート『共演してほしいアーティスト』には書いております。
この質問、すごく困った顔をされたので申し訳ないキモチに…すいません。

Q(小西さんに)「あと4Dも観たいんですが!」
A「4Dより『アホタレオッサン団』のほうが…」

アホタレオッサン団がオススメのようです。日記見ると楽しかったようですし、某所の掲示板でも
フロア盛り上がってたとなかなかの好評判。内緒でピッチを速くしたかいがありましたネ!(笑)

Q(これは他の方が質問)「なんでしろやぎとくろやぎなんですか?」
A「あ、それは机の色!」

写真を参照。小西機材の置いてある机が白く、横川機材は…黒…(ではないが…まあ…)
っていうか…やぎは…??やぎってなんすか。

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▲▲▲▲▲ おまけページへ(御一緒した方からいただいた写真を一部公開)
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