ネタ切れするまで続く
木曜日は木の話
トップに戻る
2008年8月


その245  住宅と道路          8月28日

ご存知の方も多いと思いますが、建物を建てる土地は巾4m以上の道路に長さ2m以上接していなければなりません。この事は、建築基準法で決まっています。宅地造成などで新しくできる道路は普通6m以上あるので問題ありませんが、法施行以前から家が建っているような場所では、道路の巾が2mだったり3mだったりするところもあります。
その場合どうするかと言うと、道路の中心線から2mずつ後退(セットバック)してそこを道路とみなして、その部分を除いて建物を建てなければなりません。市内の狭い土地だったりすると、そのこと自体が大変だったりすることもあります。
今度家を建てる予定のお客様の土地に接する道路は、巾が3mでした。土地はある程度広いのでセットバック自体は問題ないようですが、その道路側にブロック塀が建っていました。そうなるとセットバックしたとしても、道路として使うことができないわけです。こういったところはアチコチにあって、今まで何度もぶつかっているケースです。以前は、その場合の対応がはっきり決まっていませんでした。
今そういった土地に建物を建てようとすると、セットバックした部分にある塀などを解体しないと申請が通りません。建てる側にしてみれば、自分の土地を道路として提供した上に、今まであった塀も壊さないといけないという事になって、何となく納得できないような感じがします。
とは言え今時の道路ですから、自家用車も通れば緊急自動車が通る可能性もあります。やはり理解していただくしかないのでしょう。



その244  気になっている事U          8月7日

7月初めごろに、今年はアマガエルが一匹も見えないという話をしました。あの後少ししてから、ようやくアマガエルの姿を見つけました。それでもせいぜい2.3匹で、いつもの年の1/10程度と言った感じです。
その代わりではないでしょうが、今年はセミが多いように思います。父は、梨畑にいると顔にセミが当たってくる、といいます。そう言われてみると、家のまわりのセミの鳴き声もいつもよりうるさいかな?などと思ってしまいます。セミは時々大発生することがあるようで、以前にも同じようなことがありました。でも、カエルがこんなに少ないと思ったことは、今までありませんでした。
多いというともう一つあります。昨日と一昨日は、外の仕事がありました。と言っても、市内で家の廻りにいる仕事だったのですが、家の裏に回っていくと、なんと蚊の多いこと。全部の家ではありませんが、そこの家でわずか30分ぐらいの間に、半そでのシャツから出た腕に10数箇所、今もかゆみが残っています。昨日その話を友達にしたら、確かに今年は蚊が多いと、その友達も言っていました。いわゆる「ヨガ」と呼んでいるかではなくて、少し小ぶりで色は黒く光っている感じの、刺されると痒みがいつまでも残る厄介なやつです。
蚊の幼虫は、ご存知のとおりボウフラです。ボウフラは溜まり水の中にいて、流れている側溝や、鯉や金魚がいる池にはいません。よく見る光景ですが、家の軒下にあまり使われていないバケツや空き缶や箱など、その中に雨水がたまって緑色になっていたりします。きっと、そんなところで蚊が繁殖していったのでしょう。皆さんの家のまわりには、そんな溜まり水、ありませんか。