駒小だよ

大石田町立駒籠小学校学校だより 第1号 

平成15年4月30日発行

電 話 0237−35―2228

Fax 0237−35−2696

 

 

7名の新入生を迎えて

〜 入学式式辞より 〜

 

校長 石川佐紀子

 

山の雪もぐんぐん溶け出し、最上川も雪解け水で水かさを増す春となりました。ステージに飾られたチューリップもにっこりと笑っているようです。

本日たくさんのお客様をお迎えし、入学式を行うことができるのは、本当に嬉しいことです。

先日の大石田保育園とふたば保育園の卒園式では、卒園児だったみなさんは、しせいもよくとても立派でした。今日の「新入児童呼び上げ」の返事も、大きな声でとても上手にできました。

小学校は、保育園と同じように、とても楽しいところです。でも、小学校ですから、保育園と違うところもあります。

1つめは、歩いて学校に通うということです。

大きいお兄ちゃん、お姉ちゃんが世話をしてくれますので、がんばって歩いてきてくださいね。

2つめは、1年生から6年生までが一緒に生活するということです。2年生から6年生までのお兄さん、お姉さんが、一緒に遊んでくれたり本を読んでくれたりします。楽しみにしていてください。

3つは、小学校では、いろいろな勉強をするということです。国語・算数・生活・音楽・図工・体育といろいろあります。先生と一緒に、いっしょうけんめい勉強してください。

さて、後ろにお並びの保護者の皆様、今日まで手塩にかけお育てになり、感慨いかばかりかと存じます。誕生してから今日までの6年間は、子育ての中で一番手のかかった時期だったと思います。ようやく少し手のかからなくなった今の時期のお子さんは、植物でいえば、暖かい地面から芽を出した瑞瑞しい双葉ではないでしょうか。

双葉がすくすくと大きく伸びるためには、太陽が必要です。太陽は、愛情と言い換えてもいいと思います。ご家庭でもいっぱいの愛情を掛けられているお子さんです。学校でも、職員と上級生のせいいっぱいの愛情を注ぎたいと思っています。次に必要なものは、水です。絶えることなく注がれる水が必要です。新しい知識・体験は、水にたとえることができます。若い根っこでぐんぐんと吸い取ってほしいと思います。もう一つは、栄養です。ご家庭では、愛情いっぱいの食事で、学校では、みんなそろっていただく給食で、丈夫な心と体をつくっていきたいと思います。

こんなふうにして、若々しい双葉が、天に向かって緑の葉を伸ばしていけるように、私たち職員も全力で教育に当たりたいと思います。

 

私の好きな言葉に次のような言葉があります。

 子供以上力がないとだめだ

子供以上夢がないとだめだ

子供以上体験がないとだめだ

子供を育てるには

子供以上楽しいことがないとついてきません

 

よい教育環境をつくるには、何よりも保護者の皆様と地域の皆様のご協力とご支援が必要です。皆様のすばらしい力をお借りして、駒籠小学校ならではの楽しい学校をつくっていきたいと思います。

 

最後に、新入生のみなさんあしたから元気に学校にきてくださいね。みずきさん、まりんさん、きよひこさん、あかりさん、ちさとさん、あずささん、こうすけさんの成長を心から祈っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


HOME