夏休みの成果を2学期へ
校長 海藤 三重子

二学期が始まりました。子供たちの元気のよい声が学校に響いています。日焼けした子供たちが、一段とたくましく見えます。

この夏休み中、子供たちは、勉強・絵描き・マーチングの練習・水泳・そば蒔き、生き物の世話などにがんばりました。特に、水泳については、53名中33名が100M以上泳ぐことができました。1・2年生にも泳いだ子供がいます。私の教員歴で初めてのことです。めあてを持たせ、励まし、やる気と見通しを持たせると、子供は応えてくれるということを実感しました。子供の力の大きさに驚くとともに、水泳へのがんばりが、学校教育の大きなうねりになることを強く感じました。2・4・6年の保護者の皆さん、プールの監視、ありがとうございました。私自身が、子供たちや保護者の皆さん、職員から大きなエネルギーをもらいました。

家庭でも、西瓜や台所の手伝いをがんばったという子供がいました。きっと、学校では得られない体験や学びをしたことと思います。また、子供たちが持ち帰った絵日記、工作、自由研究などを見せてもらいました。一つ一つの作品から、子供の様子やおうちの方の顔が浮かんできました。休み中のがんばりが伝わってきました。これらの取り組みが、2学期の学習や生活に生きてくることと確信しています。2学期、さらに充実させなければと思っているところです。

各学年とも、2学期の目標を決め、達成に向けてスタートしました。目標に向かって努力・継続してもらいたいものです。2学期の始業式の時に、目標達成に向けての一例を話しました。発達段階にもよりますが、挑戦意欲を高めながら達成感を味わわせたいと考えています。


やる気・本気・根気で目標達成

1.目標(がんばりたいこと)を決める。(2学期の学習内容や行事を考えて)

2.用紙に目標を書き、目につきやすい所に貼る。(教室、自分の机、茶の間等)

3.目標を先生・友達・おうちの人に見せる。

3.目標を時々声に出して読む。

4.達成できた時の自分の姿をイメージ化する。

5.途中、どこまでできているかを確認する。(修正も可)