夏 休 み 中 こ そ 前 頭 前 野 の 活 性 化 を

校長 海藤 三重子

いよいよ夏休みが始まります。きっとわくわしながら、待っていることでしょう。それで、
子供たちにどんなことをしたいか、3年以上に聞いてみました。


   ・遊び(多数)  ・図画、工作、習字    ・自由研究  ・水泳(多数)  ・手芸
   ・つり、野球
   ・旅行や海    ・リコーダ    ・ゲーム  ・映画  ・読書
   ・ねむりたい
  ・散歩しながら植物調べ 
   ・
手伝い(多数)(したいというより、しなければならないこと)

とにかく遊びたい、水泳をしたいという子供がとても多かったです。また、図画工作・習字自由研究を上げる子供が、3.4年生に大勢いました。中には、すぐ、手伝いと言う子供もいました。意外と少なかったのがゲームでした。ゲームびたりになる子がいるのではないかと心配をしていたのですが、外で遊ぶ・水泳をするという子供が多く、そうあってほしいと思っているところです。

保健だより「すこやか」で「ゲーム脳」のことを取り上げました。前頭前野には、「思考力、創造力、やる気、コミュニケーション、行動や情緒の抑制、学び」の大切な機能があるそうです。(東北大学 川島隆太教授)そして、前頭前野を活性化させるには、次のことが大事だということです。

  • 大勢の友達と遊ぶこと
  • 家族と話をすること
  • 読書をすること、音読をすること
  • 手で字を書くこと
  • やさしい計算問題を解くこと

子供たちが夏休みにしたいことの中に、前頭前野を生き生きさせる活動が数多くあります。自分のやりたいことを大いにやってほしてと考えています。28日間の長い夏休みを手伝いしながら家族と話し合ったり、多くの人と接したり、普段なかなかできないことをしたり、お盆の行事を楽しんだりして、有意義な休みにしてほしてと願っています。