生き生きと学習する子供をめざして

                                       校長 海藤 三重子


前回でも紹介しましたように、本校では、昨年に引き続き、国語の「話すこと・聞くこと」を
中心にしながら、子供たちが自分の考えを進んで伝え合い、生き生きと学習ができるように
したいと考えて研究を進めています。次のような子供をめざしています。

めざす子供像

低学年 〇進んではっきり話す子供
〇耳を澄まして聞く子供
〇自分の考えを話題にそって話し合う子供

中学年
〇話の中心が分かるように話す子供
〇友達のよさを認めながら聞く子供
〇友達の考えを理解しながら話し合う子供

高学年
〇目的や場に応じた言葉で話す子供
〇相手の考えを温かく受け止めて聞く子供
〇自分の考えを高め、協調しながら聞く子供


国語の授業だけでなく、さまざまな活動においても「話すこと・聞くこと」、言語感覚などを
高める指導に力をいれています。

〇児童会目標
  よく聞いて、はっきり話し、いろいろな学年と交流しよう。
  さわやかなあいさつ、やさしいことばづかいをしよう。
〇詩の暗唱・群読(元気な声を響かせよう)一人一人の暗唱 ・学級全員での暗唱 
  全校生での群読(祖父母学級、学芸会で発表)
〇発表の場の設定(児童主体の集会、週1回)学級発表 
  児童会運営委員会や各児童委員会の発表
〇言葉のスケッチ(自然に目を向け、よく見て、感じて文章で表現)
〇俳句づくり(季節の変化を感じながら、五七五音に表現)

このような活動を通して、生き生きと学習が出来るようにと全職員で取り組んでいます。
あいさつが家庭や地域に響き、子供たちが場に応じて自分の考えを話し、互いに心を
通じ合わせることができますようお力添えをお願い致します。