創立125周年記念 学芸会
       〜自分のかがやきをめざした子供〜
                            校長 海藤 三重子


「創立125周年」何回もこの言葉を口にしてきました。いろいろな学習と
関わらせ、その度に子供たちは応えてくれました。目標に向かって
精一杯取り組む子供たち。今回の学芸会でまた、一回り成長しました。
どの子も満足感・達成感を味わったことでしょう。


1.2年生は、国語の教科書に出てくる「大きなかぶ」の劇。それぞれの
衣装を身につけ、かわいいしっぽを振りながら大きなかぶを抜こうと、
みんなで力を合わせました。力を合わせることの大切さを学んだことでしょう。

3.4年生は、合奏。リコーダーの音色の美しさを確認しました。3.4年生と
いえども奏法は見事なものです。指の動きに関心しました。指揮者に集中する
目は真剣そのもの。町での発表会も楽しみです。


5.6年生は、狂言の附子。室町時代から伝わっている伝統文化です。
独特の言い回しをよく覚えたものです。声もよく通りました。場面ごとに
出演者が交替しましたが、うまく引き継がれていました。袴姿にも重みを感じました。

「ふるさとの四季」の全校生群読にも感動しました。昨年度の6年生が残してくれた
「ふるさとの四季」をベースにしながら詩を綴りました。子供たちは、ふるさとの良さに
気付き、大切にしていこうとという気持ちになってきています。地域の方々に多くの
ことを教えて頂いたことに感謝しながら発表することができました。

 また、水明苑の方も6名参加してくださいました。「ソーランキッズ」のリズムも心地よく、
一緒に手話ができたのも大きな喜びとなりました。


最後は、創立125周年特別コンサートです。地元の「コーラス虹」の皆さんが
出演してくださいました。町民歌や国文祭のオリジナル曲「色彩」、子供たちの
知っている童謡に、生の音楽の良さを味わうことができました。

終わってから、PTAの総務部のお母さん方が握ってくれた「田沢小学校ひとめぼれ」100%の
ブランド米で作ったおにぎりをご馳走になりました。格別のおいしさでした。
充実した半日を過ごすことができました。ご来場くださった多くの方々の拍手に励まされ、
子供たちは精一杯頑張りました。子供たち60名は、活動を経るごとに一歩一歩前進して
います。これも、ご家庭や地域の方々の励ましやご協力のお陰です。学芸会で得た力を
次の学習のエネルギーにしていきます。
 
  ど う も あ り が と う ご ざ い ま し た。