■高遮音・高耐震・高断熱・高気密
 夏冬の快適さに優れた高気密・高断熱住宅ですが、その一方で「屋内の音が響き易い」という欠点が取り上げられています。しかし、住宅の遮音化は従来非常に高価でした。
SSシステムは、遮音性と断熱性とをあらかじめ一体化したSS遮音パネルを、床、壁、天井、間仕切りに使用することで、高気密・高断熱住宅の遮音化を画期的な低価格で実現した住宅工法です。非常に丈夫なパネルを使用しているので、耐久性・耐震性にも優れています。さらに在来工法の軸組みにパネルをはめ込む工法ですので、設計・増改築は在来工法と同様に自由に行えます。

■注目発明選定
 SS遮音パネルの一つ「SS遮音床パネル」が、「国民的関心を喚起する必要のある発明」として、科学技術庁長官から´98年度の「注目発明」に選定されました。SSシステムの技術の高さは公的にも認められています。

■各種認定
 (財)住宅・建築 省エネルギー機構から「気密評定」、「次世代省エネ基準適合住宅評定」「住宅型式性能認定(省エネルギー対策等級)」を取得。これらの認定により、住宅金融公庫の基準金利及び200万円の割増融資を受けることが容易になります。

それでは、注目の“SSシステム”とはどんなシステムかをご紹介しましょう。

■SSシステム Q&A
SSシステムってどんな工法?

SSとは、Silence&Strong(サイレンス&ストロング)の略。静かで強い家を実現する、SS遮音パネルを使った画期的な住宅工法です。

SSシステムは最新技術を投入して開発されたSS遮音パネルを使った先進の新工法。断熱性・気密性はもちろん、遮音性・耐震性に特に優れたSS遮音パネルは、床・壁・天井・間仕切りの各パネルからなり、さまざまな快適さを住空間にもたらしてくれます。
SSシステムの家は静かって聞いたけど?

新開発の遮音材「YKL」・「YSV」が静かで快適な住環境を創造します。

他社にみられないSSシステム最大の特長。それが高遮音性能です。床・壁・天井パネルに組み込まれた「YKL」(遮音シート+断熱ポリスチレン)、各部屋を仕切る間仕切りパネルに組み込まれた「YSV」(遮音シート+合板)。この二つの新遮音材は、80dbの音を約40dbにまで低減する効果を発揮し、外部の騒音をシャットアウトするとともに、室内の音漏れを防いでくれます。そのため、室内はいつも静かで快適。プライバシーにも優しい住宅です。
SSシステムの家は地震に強いって本当?

丈夫なパネルと剛性に優れた「YKL」との相乗効果で、画期的な高耐震性を実現。

SSシステムは、2.5倍の壁倍率を持つ壁パネル・丈夫なワンフロアー仕上げになる床パネルに加え、間仕切りパネルと天井パネルを使用して、家全体をがっちりと固定します。さらにパネルに組み込まれている「YKL」は、遮音性のみならず剛性にも非常に優れ、耐震性に大いに寄与してくれます。パネルと「YKL」。この二つの相乗効果でSSシステムは大切な住まいを地震から守ります。
SSシステムって省エネ住宅なの?

各部屋間の温度差がプラスマイナス3度。この高断熱性が省エネに貢献。

SSシステムの床・壁・天井パネルに組み込まれた「YKL」は、遮音性・耐震性のみならず断熱性・気密性にも優れた性能を発揮。住宅を高断熱・高気密化し、各部屋の温度差をプラスマイナス3度に抑えます。これによって室内はいつでも快適な温度を保つため、冷暖房の効率をよくし、エネルギー消費量を抑えて経済的なのです。
SSシステムなら間取りやデザインが自由ってホント?

設計は自由自在、増改築も思いのまま。

遮音、耐震、断熱、気密性を実現するSSシステムは、自由設計による木造在来工法の良さも兼ね備えているため、和風・洋風、ライフスタイルに合わせた住まい造りが可能です。使用素材などにも大きな制約がなく、増改築も在来工法と変わらず対応できます。
SSシステムの家は高機能なのに低コストで建てられるってホント?

工期も一般住宅より45日間短縮、さまざまな工夫によりコストダウンに成功しました。

SS遮音パネルには現場施工が困難な遮音シートが予め組み込まれているので作業性抜群。また、パネルは工場生産されるため、施工精度が高く、現場での廃材も少なくて済みます。さらに、施工の合理化や作業の効率化により、工期も大幅に短縮できるため、高機能住宅を低価格で提供できるのです。

■工業所有権

●国際特許出願中 4件
●特許出願中 5件
●実用新案登録 6件
●商標登録 3件
●商標登録出願中 8件

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