食える種蒔図鑑 Kuerutanemaki
ウメ
学名 Prunus mume
英名 Japanese apricot
バラ科・サクラ属

梅には実を食べる「実梅」と、花を観賞する「花梅」がありますが、食べられない花梅には用はありません。
小梅は自家結実性なので1本で実が成るらしいですが、その他の梅には受粉樹が必要らしいです。
↑休眠中なのに、
 根が生えてしまいました。
↑慌てて土に蒔きなおし、
 4〜5日で無事に発芽です。

タネのまきかた
冬を超えてから発芽しますので、夏に採取したタネを、そのまますぐに埋めてしまう方法と、冷蔵庫で春まで保存して蒔く2通りの方法があります。
……が、2カ月間冷蔵庫に入れていたら、根が生えてしまいました。冬に向かう時期ですが、やむを得ず土の中に。さてさて。
タネを蒔くには、
梅干し用の青梅よりも、
完熟して自分の重みで落ちた実が理想。
じゅくじゅくに熟した梅から採取して、
土に並べて冷蔵庫で保管。
でも、追熟でも大丈夫みたい。
小林子供の頃に遊んだ公園に梅の木がありまして、そこにたわわに梅が実っておりました。公園のものはみんなのもの。
思い出深い公園の果樹、なんていうのは、タネから育てる醍醐味が爆発しそうです。
最近ではスーパーや八百屋で買うよりも、「どこの木が親なのか」にこだわりを持つようになりました。
観光地や思い出の場所に行ったら、周囲にあるタネを持ち帰りましょう。ただし、海外の場合は犯罪に巻き込まれる場合がありますのでお気を付け下さい。
↑ちなみに・・・
未熟な実から採取したタネは、全く反応がありませんでした。
生育過程は小林の「雑記」で更新される、場合があります。
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