食える種蒔図鑑 Kuerutanemaki
マンゴー
学名 Mangifera indica L.
英名 Mango
マンゴー属
繊維質に覆われた硬い殻に包まれています。→

樹高が10〜30メートルにもなる常緑の高木。ヒマラヤ山麓原産。果肉は甘くて多汁、日本ではもっぱら生食する。1年生の前年花序の出なかった枝に1〜3月頃開花し、3〜5カ月で結実が完了する。熟期は4〜9月。冬期15℃以下で成長が止まり、数時間の凍害で枯れてしまう。排水がよく、開花中に乾燥することが栽培上最も必要。春に植え付けをした時に、リン酸・カリを多めに与える。

硬い殻に切り目を入れて
中の胚に傷をつけないように
こじ開けます。
これがなかなか難しい。→

タネのまきかた
種は硬い内果皮(殻)に覆われているので、これを除いてから蒔くと容易に発芽します。砂質土を好みます。発芽温度は28〜30℃。条件が揃えば10日前後で発芽します。

冬越しの注意
短時間であればマイナス4℃に耐えることができますが、15℃以上ないと生育は止まります。冬場は6℃を目安にするのが良いでしょう。収穫までは早くとも7〜8年が必要らしい。


小林冬の終わり頃に発芽させてしまい、寒い部屋の中に慣れたところから急に春春の日ざしに当ててしまい、灼け死してしまいました。
発芽後の画像はサルマタさんのご好意で画像をいただきました。アボガド同様、その存在感のある“芽”は発芽させた喜びを感じずにはいられません。

赤い葉っぱは、やがて緑色に。
芽が出てからの成長は
とても早いらしい。

画像協力/サルマタさん
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