食える種蒔図鑑 Kuerutanemaki
キウイ
学名 Actinidia chinensis Planch.
英名 Yangtao (Kiwi)
マタタビ属

中国原産、ニュージーランドで改良された温帯性落葉果樹。葉は大きく卵状楕円形、花は直径5〜7センチの白色で、つるの長さは4〜5mになる。果実は8×5cmくらいの卵形で、褐色の毛で覆われている。11月中旬〜12月に収穫。雌雄異株で、耐病・耐寒性に強く、粗放栽培にも耐える省力性を持つ。繁殖は実生・接木・さし木などが可能。ハイワード種がおもに栽培される。収穫後2〜3週間ビニール袋に入れて追熟が必要。

↑実生6年生、棚に巻き付き、初めてつけたツボミは全部♂。3本のうち2本が♂、もう1本は未だツボミをつけず。

←下の薄切りの1カケから採取。

タネのまきかた
旬は冬なので、冬に採取した場合は冷蔵庫で春まで休眠させておきます。周年スーパーで購入が可能ですので、夏に種が採取できればすぐに蒔きます。種子の周りの果肉をきれいに取り除き、覆土はせずにバラ蒔きします。マイナス15℃に耐えることができるので、戸外での冬越しがらくにできます。

こんな小さなカケラから→
こんなにたくさんの種が採れます。
そのまますぐにバラまき。
←とりあえず発芽。
小林パッションフルーツと同様、前の会社のYさんがバラまいて芽を出したキウイの双葉のころに3つもらって鉢に上げたら、1本も枯れずに大きくなりました。1年目の成長はたいしたことがなかったのですが、2年目から驚く早さで成長した憶えがあります。花が咲くまで♂か♀かが判断できず、8年目にやっと2株に花が咲き、両方♂でがっかり。

生育過程は小林の「雑記」で更新される、場合があります。
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