食える種蒔図鑑 Kuerutanemaki
イチョウ
学名 Ginkgo biloba L.
英名 Maidenhair-Tree
イチョウ属

中国原産の落葉大高木。高さ30m、径2mにもなる。枝には長枝と短枝があり、春出る葉は長枝では互生し、短枝では枚数が群出。葉は柄が長く、葉身は扇形で中央に切れ込みがあり、秋には黄変落葉する。雌雄異株で4月に開花、10月ごろ種子が熟す。種子は核果状で外種皮は黄色肉質で悪臭があるが、これがおなじみのギンナン。繁殖は実生・さし木・接木・取木。

スーパーで買ったギンナンです。
冷蔵庫での休眠ではなく、戸外で冬を越させて、
春に芽吹きました。10個蒔いて1個の成功でしたので
発芽率はかなり低めでした。

タネのまきかた
一度きりの試みなので、データとは呼べませんが、擬似的に冬を体験させないといけないらしく、やや湿った土に種を入れて冷蔵庫に1カ月ほど眠らせ、その後殻を割って(ヒビを入れる)、1cm程埋める。

発芽後2カ月。
ここまでくれば
もう安心。
発芽後4カ月。
すっかり「木」の状態に。
高さは15cmくらい。
小林春にアサガオの種を買いに行った時、銀杏の種が5ツブで数百円で売られていた。きっと血統書付きの品種だから高いのだろう。買わずに家の台所にある普通のギンナンを拝借。売り物の説明書だけしっかり読んできたのでさっそく実験開始。

生育過程は小林の「雑記」で更新される、場合があります。
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