食える種蒔図鑑 Kuerutanemaki
アボガド(正式にはアボカド)
学名 Persea americana Mill.
英名 Avocado,Avocado-pear
ペルセア(アボカド)属

↑おなじみのアボガド。
身から外した種はきれいに洗って、すぐに土の中へ。
南米原産。樹高6〜25メートルノ達する熱帯果樹。常緑高木。葉は小花の先端に密に互生。淡黄緑色の小花の多くついた円錐花序をつける。果実は黄色のバター状になり、お菓子の原料にもなる。表土の深い排水のよい砂質土壌が適し、繁殖が接木による。苗の定植後の移植は厳禁。冬の風を避ける風防施設が必要。同時雌雄蕊異熟に注意が必要。
和名/ワニナシ。

↑3週間ほどで割れ目が。
水栽培も可能らしい。ジフィーポットに植えているので根が確認できたら鉢に移動します。
5週目で
こんな感じ。
いよいよ
かわいくなって
きます!

タネのまきかた
タネを取り出したら薄めの洗剤で脂分を洗い落とします。鉢に用土を入れ、種の先端を1cmほど出して埋めます。平均的に3〜4週間程で発芽。2カ月以上かかる場合もあるようです。タネを取り出したら早めに蒔きましょう。適期は春ですが、温度管理さえあれば周年可能です。私の大きなアボガドは2月に蒔きました。

こちらは6年目株の葉。→
手の大きさと比較して下さい。
これくらいの枝が
10本ほど出ています。
高さ約1.5m、両手で抱え
きれないほどです。
小林本でアボガドの種の植え方を読んだことがあり、さっそく実験。しばらく反応が全くなく、忘れた頃に芽が出ていた。冬越しは屋内には入れているものの、暖房は全く使用していない。これで何度も冬越しに成功し、1.5mあたりで先端を切る。みごとに枝が充実。春〜秋は外に出し、真夏でも日よけさえしていない。♂♀の花の熟期がズレているらしく、結実には品種の違う最低2本が必要らしいです。

昨年の苗も無事に春を迎え、
去年の葉はすっかり落ちてしまい
ましたが、今年の葉が5枚成長。
7年目の株。
根元の幹の太さは
5センチ程になり、
高さは160センチ位
生育過程は小林の「雑記」で更新される、場合があります。
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