Jリーグ アクションプランについて


b-yJリーグ 1・2部制スタートまでのスケジュール
96年
6月21日
参加条件の承認(JFA理事会)
参加条件の提示
97年
2月
募集要項の承認(Jリーグ理事会)
3月
募集要項の最終承認(JFA理事会)
4月
募集開始/J2部検討委員会(仮称)設置
12月末
募集締切
ヒアリング
98年
3月
参加クラブ決定/1・2部の仕組決定(JFA理事会)
Jリーグ順位決定/1・2部編成決定
99年
1・2部制スタート

b-yJリーグ2部参加条件
1.社団法人日本プロサッカーリーグ設立趣旨(注1)の遵守

 

2.クラブの法人化
チームを運営する団体は、1999年2月に開催されるJリーグ理事会までに、Jリーグ規約第19条第1項(注2)に基づく独立した法人格を持つこと。

法人名は特に規定はしないが、チーム名称は愛称+地域名とすること。

 

3.ホームタウンの確立
特定の市町村をホームタウンとし、その地域社会と一体となり、サッカーの普及および振興に努めていること。

具体的にはホームタウン内にホームスタジアム、練習場、事務所等の施設を持ち、地域住民と積極的に交流する活動を行っていること。

 

4.スタジアムの確保
ホームタウン内に別途定める基準「Jリーグ2部(仮称)のホームスタジアムに望まれる諸設備の要件」を満たすスタジアムを確保し、ホームゲーム開催のために優先的に使用できること。

 

5.チームの保有
財団法人日本サッカー協会の寄付行為細則に定める登録種別の1種、2種に属するチームを有していること。3種、4種チームを有していない場合は、サッカー教室等により、その年齢層に対するサッカーの普及に努めていること。また、Jリーグ2部参加以降3年以内にはチームを保有すること。

1種チームは参加募集の時点でジャパンフットボールリーグ(JFL)あるいは地域リーグに所属していること。

 

6.プロ選手の保有
財団法人日本サッカー協会の定めるプロ選手統一契約書に基づく選手契約を締結した選手を5名以上保有していること。

 

7.指導者の資格
監督およびコーチはJリーグ規約第113条ないし115条(注3)に定める資格を保有していること。

 

8.経済的基盤の確保
社団法人日本プロサッカーリーグが定める入会金(20百万円程度)および年会費(2百万円程度)ならびにチーム運営が行える経済的基盤が確保されていること。

 

9.財団法人日本サッカー協会および社団法人日本プロサッカーリーグの指示・決定に従うこと。

 

以上はJリーグ2部参加の条件であり、1部昇格の条件を満たすものではない。

 

(注1)
設立趣旨:1.「スポーツ文化」としてのサッカーの振興/2.日本サッカーの強化と発展/3.選手・指導者の地位の向上/4.競技場をはじめとするホームタウン環境の整備

 

(注2)
Jリーグ規約19条「Jクラブの資格要件」第1項:(Jクラブは)日本法に基づき設立された株式会社であり、発行株式総数の過半数を日本国籍を有するものが保有していること。

 

(注3)
Jリーグ規約113条「トップチームの監督」:Jクラブのトップチームは、監督として、協会が認定したS級コーチライセンスを保有するものを置かねばならない。

 Jリーグ規約114条「トップチーム以外の監督またはコーチ」:Jクラブのトップチーム以外のチームは、監督またはコーチとして、協会が認定した次の各号に定めるコーチライセンスを保有するものを1名以上置かねばならない。
    1.
    サテライトチーム:B級以上
    2.
    2種、3種および4種チーム:C級以上
Jリーグ規約115条「例外」:次の要件を満たすものは、事前に協会およびJリーグの承認を得た場合に限り、例外として、前2条に定める監督またはコーチとなり得る
    1.
    外国における経験に照らし前2条に定めるコーチライセンスと同等以上の資格を有しているとみとめられること。
    2.
    指導者としてふさわしい人格、見識を有すること。


b-yJリーグ2部(仮称)のホームスタジアムに望まれる諸設備の要件(基本項目)
 

 b-m新設の場合

客席数
10,000人以上とし、最低メイン・バックスタンドは個席とし、サイドスタンドはベンチシートも可とする(芝生席は観客席とはみなさない)

身障者席については各自治体の条例に従って設置
ピッチおよび周辺の寸法
ピッチ:

  長さ105M×幅68M
フィールド(芝面):
  芝面はピッチの外側に5M以上、但し陸上競技場兼用の場合は1.5M以上必要
壁、柵、観客席等のピッチからの距離:
  タッチライン沿い6M以上、ゴールライン沿い7.5M以上
ピッチ及びフィールド面
平坦で常緑の天然芝であること

有効な給排水設備を設ける
照明
フィールド内平均照度1,500ルクス以上
なお新設の場合、利用効率を考慮し専用競技場とすることが望ましい
 

 b-m改修の場合

客席数
10,000人以上とし、席は個席およびベンチシートとする(芝生席は観客席とはみなさない)
ピッチおよび周辺の寸法
ピッチ:

  長さ105M×幅68M
フィールド(芝面):
  芝面はピッチの外側に5M以上、但し陸上競技場兼用の場合は1.5M以上必要
ピッチ及びフィールド面
平坦で常緑の天然芝であること

有効な給排水設備を設ける
照明
フィールド内平均照度1,500ルクス以上
屋根
最低でもメインスタンドの一部(来賓席/記者等)を覆う


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