粟野直実さんの場合

香味庵クラブに参加して
 
 私は今回初めてこのドキュメンタリー映画祭のボランティアとして参加させて
いただいた訳ですが、まさかこんなにもすばらしく、楽しい思いをしてしまうとは、
正直、当初はまったく考えてもいませんでした。
とにかく、最初に思い描いていたありとあらゆる予想を嬉しくも大きく裏切って、
こんなにも自分の中にどっしりと残る大きな想い出のひとつになるなんて...。
今回の映画祭では、多くの海外ゲストをはじめ、事務局の方々、同じボランティア
活動の方々、そして香味庵にお客としていらした県外プレスや一般の方々とも
多方面に渡って交流を持つことができ、本当に嬉しく思います。
とにかく私は200%満喫させていただきました。(笑)たくさんの方々と
出会うことが出来たのも、交流を深めることが出来たのも、
どれもこれも本当に香味庵クラブのおかげです。有難うござました。
もう病みつきです。ぜひ、また2年後もよろしくお願いします。
そして、このすばらしい映画祭をぜひもっと多くの県内の方々に
関心をもってほしいなあと思います。


香味庵日記

・・・実は私、「香味庵」という場所がある事を今の今まで知りませんでした。
(ごめんなさい。やたら漬けのダンディーなオーナー.....。)

 初めて入った香味庵は実に雰囲気のあるところで超和風ティストがいい感じ。
ああ、これなら海外ゲストのウケもかなりいいはず!!!!と確信した私。

 今思うとまだまだ余裕のあった初日。だいたいいつも前半は海外ゲスト陣の
テーブルに交ざり、罪悪感を頭の隅に感じつつも楽しく
おしゃべり&飲み食いしてしまった私。
みんなずっと立って頑張っていたのに本当にごめんなさい。
許してください。
なのに、「それも仕事のうちだよ。」といってくれた心遣いに本当に感謝。
みんななんてイイ人なんだろう!!と感激。

 ところで、海外ゲストは皆酒豪。今回非売品の秘蔵の日本酒だというのに、
毎日快く提供してくださって(?)またまた感謝。
みんな、毎日すごく楽しみにしてましたよ。
特にアビ・モグラビさん。(笑)

 やっと客を帰した2:00AM以降。香味庵クラブはこれからが本番!!
素敵な後片付けが待っている。
あちこちに散らばる大量のおつまみの袋やら、灰皿やら、飲みかけの
ビール缶&ワンカップ、そして食べかけの皿を見て一瞬固まる私。(笑)
「ああ、もしかして私はとんでもないところへ来てしまったのかもしれない...。」
と、正直アセる。
さっきまでのゲストとの楽しい時間もすっかりぶっとんでいた。
・・・なのになぜか不思議。翌日にはなんだか、それもこれもどれも
楽しくなってしまっていた私。どうして?これも香味庵マジック???

 で、感心するのがみんな本当にテキパキ働く。
気が付いた人が気が付いたことを言い、やる。
しかも誰一人としてイヤな顔をしてイヤイヤ仕事をしていない。
(よね?)それどころか、みんな明るくいたって元気、笑顔も冗談も絶えない。
実に楽しそうにやっている。シラフで夜中を通り越し、睡眠時間をすり減らし、
何か金銭的な収入があるわけでなし、しかもほとんどの人は日中仕事もある。
なのに、みんなすごく生き生きしている。もちろん私も元気。
好きなことにはタフになれる。何をしても満たされる。
私は幸せ過ぎて毎日お腹いっぱいの日々。

 香味庵最終日、4日間本当に楽しかった。
最終日は朝、目が覚めた瞬間からなんだか寂しくなってしまった。
「ああ、あの荒木さんの蝶ネクタイを見るのも今日で
最後なんだわあ...。」なんて。(笑)

 なんか、エンドレスになりそうなのでこの辺にしときます。

 最高幸せな香味庵クラブでした。
ぜひ、また同じメンバーで集まりたいですね。

(香味庵打ち上げ日記はまたの機会に・・・) (^v^)
 

 みなさん、どうもありがとうございました。 

               WITH A LOT OF LOVE   
                          粟野 直実でした。